夏休みが終わり二学期も落ち着いてきた今日この頃。
ですがアッという間に、次は冬休みがやってきます。
夏休みよりは短いので、食事の準備などの負担が少ない気もしますが、
時期的に遊ぶところが少ないのでお家の中で過ごすことも多いと思います。
我が家では夏休みの間、『家事部』を発足。
小学校高学年の姉と低学年の妹、そして母親である私の3人で、協力してお家の事をやっていこう!
と姉妹に提案しました。
親としては、
「自分のことは自分でできるようになってほしい」
「家事って、パパッとできるもんではない」
ということを知ってもらいたかったのです。
お家時間、今から「どうしよう」と思っている方がいれば、
次の冬休みのご参考になればと思います。
長期のお休みはこどもの「できる」を増やすチャンス
洗濯、掃除、食事の準備や片付け。
日々の生活を維持するために毎日やっておきたいことってたくさん出てきますよね。
普段の生活でお手伝いをしてもらおうとしても
勉強を優先してほしかったり、
遊びたいタイミングだったり、
なかなか難しいこともあると思います。
そして、いざ手伝ってくれる!となっても
子どもにゆっくり教える余裕が自分になかったり‥
だからこそ子どもが時間を持て余すかもしれない長いお休みに、
子どもの『できる!』を増やしたいものです。
どんなに時間がかかっても、下手でも大丈夫。
完璧じゃなくても、与えられた役割を最後までやるとお約束。
かと言って、そんなにたくさんの日には、親子ともどもできないので
あらかじめ『家事部』を実行する日を決めておきます。
そして夏休み前に、みんなで計画を立てていきました。
一緒に計画を立てる
まずは企画書を提出。この目的としては二つ。
- 子どもたちのモチベーションを上げること。
- どうして『家事部』をするのか理由をわかってもらうため。
子どもたちがやる気を出してくれないことには始まりません。
少々めんどくさいという気持ちもあったようですが笑、
この紙を見せると「やってみる!」となったのは嬉しかったです。
そして子どもたちには、食事の献立を考えてもらいました。
一日3食。
「そんなに食べるもの思いつかないよ〜」と言いながらも、
自分たちでwebで調べてみながら考えてもらいました。
すると、「これなら作れるかも」「これ食べてみたい」
など出てきて楽しく献立計画をしていきました。
好き嫌いなどの偏りや、栄養バランスの偏りは、
まぁ特別にオッケーしちゃいましょうと、ある程度は柔軟に。
兄弟姉妹・親みんなで役割分担
その日の自分たちの役割がわかるように
ざっくりとタイムスケジュールを組みました。
一人づつで取り組むこと。
協力して取り組むこと。
そして日ごとで役割を交代しながら行おうと。
親の立ち位置としては
- やり方を教える。
- 見守る。
- できないことは協力する。
午前中は、それぞれで家事をおこないました。
一人が朝食の準備。
その間にもう一人は洗濯物。といった感じ。
お昼ご飯や夕飯の支度や片付けは、みんなで協力しておこないました。
遊ぶ時間やそれぞれの自由な時間も確保したかったので、
午後は協力して、時間をできるだけ短くなるように。
できないことはみんなで協力
実際にやっていくと、「これはできない」なども出てきました。
初めてのこともあるので当たり前ですよね。
洗濯物を干すのに背が足りない、などもありました。
届かない場所は親がやって、手が届く場所だけをお願いしたり。
この食材は切りにくい、などは、
やり方を教えてみてもやっぱり怖かったりすると、まぁ無理しなくてもいっか、と。
それでも実施する前と後では、できることは格段に増えたように思います。
食べる時には、必要な箸や飲み物、お皿などを考えてくれるようになりましたし、
『家事部』を実施しない日も、食器の洗い物をしてくれたりしました。
まとめ
子どもに家事のお手伝いをやってもらいたいけど、
普段の生活の中では、忙しくて自分でやった方が早いし…
と、なかなかタイミングを逃している方など、
イベント的に家事デーを設定して、冬休みや夏休みにやってもらうことを
オススメします。
そうすることで、
家事の大切さや大変さ、協力することの大事さなどが
少しでも分かち合えるきっかけとなるのではないでしょうか。
正直、日々学校のことや、友だちと遊んだりで忙しかったり
全然何も手伝わない時も多いです。
しかし夏休み中に、お家のことをやった記憶、
そしてこうやって一緒に過ごした親子の時間が
将来何かの時にふと思い出してくれたらなぁと思います。
我が家では『家事部』をやってみてよかったです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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